永井謙佑選手など数々のプロ選手を輩出!
福岡大学・乾眞寛監督による、
現代サッカーを戦うためのチーム強化トレーニング
現代サッカーに必要なトレーニングとは?
「Compact」「HighPressure」「Less Space」「Less Time」などのキーワードで表され、
より狭い範囲で、より速く動くことが求められる現代サッカー。
世界的トップチームのゲームでは、
ほとんどのプレーがフィールドの縦20m以内で行われているといわれます。
また、ゲームの捉え方も、以前は「攻撃」「守備」の2局面で語られていたものが、
「攻撃」「攻撃→守備への切り替え」「守備」「守備→攻撃への切り替え」の
4局面で捉えられるようになりました。
その中でも特に「攻守(守攻)の切り替え」が重要な要素となっています。
このような現代サッカーの中で選手は、
より狭い範囲、より短い時間で、判断しプレーすることが求められます。
そのため、現代サッカーを戦うトレーニングを行うには、
「攻撃」「守備」と別々にするのではなく、
「攻守の切り替え」を含めた4つの局面を同時にトレーニングする必要があるのです。
▼一部公開「3秒切り替え 1対2」
※実際の映像に字幕はつきません
なぜ「TRIPLE”3”CONCEPT」が現代サッカーに対応するのか?
永井謙佑選手など数々のプロ選手を輩出した福岡大学の乾監督は、
現代サッカーを戦う要素を「TRIPLE”3”CONCEPT(トリプル・スリー・コンセプト)」として
日常のトレーニングに落とし込みました。
TRIPLE”3”とは、「3m」「3秒」「3人目」の3つ。
TRIPLE”3”CONCEPT
◎3m
相手との間合い。守備においては、いかに3m以内に踏み込むか。攻撃の場合は、相手との距離が3m以内になる前にボールを離すよう判断を素早く行う。
◎3秒
攻守の切り替えの動き出しを3秒で行う。どれだけ速く、頭・身体・足の判断の切り替えができるか
◎3人目
攻撃時はもちろん、ボールを奪い返すときの3人目の動きが重要。攻守のどちらにおいても組織的な動きを作る
これらのコンセプトをもとに、
毎日のトレーニングを実戦的な厳しいものとして習慣化していくことで、
現代サッカーに対応した、コンパクトで素早いサッカーを実現することができるのです。
このDVDでは、それぞれの「3」に基づいたトレーニングを紹介。
乾監督がそれぞれのトレーニングの意図や目的を解説しながら実演しています。
ワンランク上の質の高いサッカーを求める方にお勧めします!
乾眞寛/プロフィール
筑波大学大学院修士課程修了後福岡大学に着任、サッカー部コーチを経て同監督へ。
全日本大学選抜チームヘッドコーチ、監督として95年ユニバーシアード福岡大会で初優勝その後01年北京、05年イズミルと三連覇を果たす。福岡大学では平成21年総理大臣杯全国優勝1回、準優勝4回(総理大臣杯、大学選手権各2回)。
必ずしも高校時代一線で活躍した選手ではない学生を懇切丁寧に指導して、選手の気持ちを引き出し持続させ、卒業生44名をJリーガーとして輩出。A代表選手も4名を数える(2012年10月現在)。
ロンドン五輪で活躍した永井謙佑選手も卒業生。またプレーヤー以外でも指導者をはじめサッカーの各種現場に携わる人材も数多く巣立っている、大学界きっての名将である。
【DISC1】 Concept1 3m (75分)
「3m」は相手との間合いを意味します。守備においては3mあればいいということではなく、さらにそこから踏み込んでいくことで攻防が始まります。攻撃においては相手に早く寄せられる前に展開していく必要があります。
■現代サッカーのトレンド(解説)
◎ゲーム分析から見える傾向
◎TRIPLE 3 CONCEPT
■3m 攻撃編
相手の素早いプレッシャーを想定してわずかな空間でSimple Play(前を向く)、隙間を通すような縦パス(くさび)→前を向くターン、相手の間合いに入って離すプレーなどをテーマにしたトレーニング。
◎W-UP パス&コントロール
◎TRAINING(1) 3対3+2
◎TRAINING(2) 6対6
◎GAME 8対8
■3m 守備編
3m以内に踏み込む(1stディフェンダー)、オフ・ザ・ボールのカバーの距離(チャレンジ&カバー)、オフ・ザ・ボール3mクロスに対しての間合い、ボールとマークを同一視などをテーマにしたトレーニング。
◎W-UP 1対1
◎TRAINING(1)1対1
◎TRAINING(2)3対3+両サイド
◎GAME 6対6
【DISC2】 Concept2 3秒 (55分)
多くのゲームの切り替え局面は10秒以内で勝負がつきます。ハイレベルなサッカーではその10秒の最初の「3秒」で勝敗がついています。頭、身体、脚、判断すべてをわずかな時間の中でクリアに切り替えることが求められます。
■3秒 切り替え
守→攻への切り替え(3秒以内に攻撃する)、攻→守への切り替え(3秒以内に奪い返す)、Simple Play(3秒以内にボールを奪えるポジションはどこか)、ボールを持っていて奪われ、奪い返しゴールへ向かう、などをテーマにしたトレーニング。
◎W-UP 3対3対3(6対3)
◎TRAINING(1)1対2/2対3
◎TRAINING(2)4対3
◎GAME 8対6
【DISC3】 Concept3 3人目 (63分)
攻撃面はもちろん守備においても3人目の動きは重要です。ボールへのプレッシャー、その次を狙いさらにその次を狙う…高いレベルになればなるほどその組織的な連動が重要になってきます。
■3人目 攻撃編
Simple Play、3人目の関わりと意識、3人目を使うために準備する…などをテーマにしたトレーニング
◎W-UP 6対3
◎TRAINING(1)6対6ユニット+3ゴール
◎TRAINING(2)3対3+3対3+フリーマン
◎GAME 8対8
■3人目 守備編
1stディフェンダーの決定と明確化、連動〜連続〜同時性、意図的にそしてコレクティブに…などをテーマにしたトレーニング
◎W-UP 10対10ハンドパス
◎TRAINING(1)4対4
◎TRAINING(2)6対6ユニット+ターゲット2
◎GAME 8対8
■DVD3枚組:DISC1(75分)、DISC2(55分)、DISC3(63分)
■指導・解説:乾 眞寛(福岡大学スポーツ科学部教授、同サッカー部 監督)
■実技協力:福岡大学サッカー部
■企画制作:ジャパンライム株式会社
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