フィニッシュの精度を高めるトレーニング!
元清水エスパルス監督が教える「ゴール前を崩す」指導法
日本サッカー最大の弱点ともいわれる「得点力不足」。
パスを回してつなぐことはできても、フィニッシュの精度が悪く得点に繋がらないということが度々起こります。
元清水エスパルスの監督で天皇杯優勝に導いたゼムノヴィッチ氏は言います。「日本人は第1の動きはとても良いけれど、第2、第3の動きができていない。状況が変わることに応じて動き方を変えられるようにトレーニングが必要です。また、細かいパス回しが得意なので、狭いスペースからの中央突破も武器になります。そのためには個人的なレベルアップも必要不可欠です。選手の特徴を活かしながら、サイド攻撃・中央突破のどちらの攻撃も選択できるようなチームを作ることが重要ですね。」
今回ご紹介するトレーニングは、日本人の特性を熟知したゼムノヴィッチ氏が「フィニッシュの精度をあげる」ために監修したトレーニング集です。
FWに特化したものではなく、攻撃に絡むすべてのポジションの選手の動きを連動させ、チームの第2、第3の動きを作りだします。
監修・解説/ズドラヴコ・ゼムノヴィッチ(Zdravko Zemunovic)プロフィール
旧ユーゴスラビア出身。ユーゴスラビアで指導をスタートさせ1995年に来日し鳥栖フューチャーズ(当時)〜清水エスパルスの育成部門、2000年12月より同トップチームを指揮、天皇杯優勝などに導いた。2016年よりVONDS市原の監督に就任。
2012年には日本国籍外の者ではピエール・リトバルスキー以来2人目のJFA 公認S級コーチのライセンスを取得。
ゼムノヴィッチ氏が特にこだわる足首から下の柔らかさを最大限の武器にしたドリブルは中央突破には欠かせない技術。1巻ではドリブル技術からサポート、パスの強弱、流動的な動きを作っていくパスワーク、さらに2対2、3対2とゴール前崩しのトレーニングを発展させていきます。
2巻目はサイド攻撃からの崩し。サイドは崩せてもフィニッシュが決まらないことはよくあること。しかし決まらない理由には必然があります。この巻では基本的なシュート練習を通して身体の向きの大切さを学びながら、クロスに対してどのようなタイミング、角度でアプローチするかなど理解できるようにトレーニングを組み立てています。
▼【サンプル動画】クロスからの2対2
※本編より一部抜粋・編集しております。本編に字幕はつきません
「ゴール前までの過程が素晴らしくてもフィニッシュが決まらなければすべて無になる、だからフィニッシュの精度を上げる!」・・・このDVDにはゼムノヴィッチ氏のメッセージと崩しのアイディアが満載です。ぜひ日々の指導でご活用ください!
【第1巻】中央突破から崩しを狙うトレーニング(75分)
■ドリブル
・片足インアウト(2タッチ)
・両足インサイド(2タッチ)
・両足アウトサイド(2タッチ)
・両足インサイド(ダイレクト)
・両足アウトサイド(ダイレクト)
・左アウトイン右アウトイン
・片足アウトサイド足裏
・横:足裏 縦:インサイド
■四角パスワーク
・DFから離れて前向きでパスを受ける
・逆の動きでDFを引き付けてワンツー
・DFから離れたところを2列目がワンツー
・カットインからオーバーラップした味方へパス
・楔のパスを入れ、落として逆サイドへ展開
・3人目の動きでスペースへ走り込む
・ワンタッチで裏のスペースへパス
・つくったスペースへダイアゴナルに飛び込む
・ワンタッチで連続して楔のパスを入れる
▼【サンプル動画】四角パスワーク
※本編より一部抜粋・編集しております。本編に字幕はつきません
■2対2
・ワンツー
・クロスオーバー
・ダイアゴナルラン
・個人技
■3対2
・ドリブルで中央突破⇒パス
・ドリブル突破⇒ワンツー
・2列目の飛び出し(1)
・2列目の飛び出し(2)
・スルーして飛び出し
・スルーに見せかけてパス
■3つのグリッド
・3つの2対2(1)
・3つの2対2(2)
【第2巻】サイド攻撃から崩しを狙うトレーニング(59分)
■ゴール前シュート練習
・ダイレクトシュート
・ボレーシュート
・ヘディングシュート
■クロスからのシュート
・裏へのクロス
・ゴールライン付近からのクロス
■クロスからの2対2
・裏へのクロスから2対2
・ゴールライン付近のクロスから2対2
■3ゴールドリル
■3つの2対2+サイド
■インタビュー
■指導・解説:ズドラヴコ・ゼムノヴィッチ
■実技協力:東京学館浦安高等学校サッカー部
■協力:フィンタジャパン株式会社/プーマジャパン株式会社
■企画/制作:ジャパンライム株式会社
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